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ソクラテスの口説き方 |土屋 賢二
ソクラテスの口説き方ソクラテスの口説き方
土屋 賢二
文藝春秋 刊
発売日 2001-03
価格:¥1,300(税込)
発送可能時期:通常2〜3日以内に発送
オススメ度:★★★






品のあるユーモア 2001-08-06
ユーモアのあるエッセーでしかもそのユーモアに品があるとなると、そう滅多にあるものではない。夏目漱石や、遠藤周作、北杜夫などが思い当たるが、いずれにせよ数えるほどだ。
本書の著者は、そのようにユーモアのある軽妙なエッセーを書ける稀有な存在といえる。
本業が哲学の教授であり、この種のエッセーを書き始めたのが50歳を過ぎた数年前からというから、その意外性が先ず面白い。
手馴れたエッセーという感じではないが、日常の題材を扱い、その恐妻やら、食べることと帰ることばかり考えている助手とか、ユーモア随筆としての脇役も十分揃っている。
それぞれのエピソードには、かなり自虐的な題材が多いのは、日本のユーモアエッセーの伝統のようなものだろうが、それが却って、この著者の誠実な人柄をしのばせるものとなっており、おかし味を漂わせる効果につながっている。
「プロ野球には失望した」の章での 「何故あんなに勝負にこだわるのか」と疑問を提起し、「たかが野球なのだからあんなに必死に巨人に勝とうとするのはおかしい」という論法のように、反語的な表現、二重否定的な言い回しが中々巧妙だ。
それぞれの題材の質はそこそこ高いし、確かに、面白い。


さらに詳しい情報はコチラ≫


この記事は2007/1/14に作成しました。

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